多田羅迪夫紹介ブログ

多田羅迪夫紹介ブログ2022〜

Fröhliche Weihnachten!

館林「里沼」認定5周年記念スペシャルウインターステージ「平和への願い」&「ふるさとへの想い」

2023年12月10日(日)晴天

館林市文化会館カルピスホール(大ホール)が

お蔭様で満席の会場で、無事終演いたしました。

関係者の皆様、ご出演の皆様、いつも全力でサポートしてくださっているスタッフの方々、ご来場くださった全ての皆様に心より御礼申し上げます。

私が館林第九合唱団の指導を引き受けてからはや24年目の年末となりますが、コロナの影響で大ホールでの開催は4年ぶりでした。


今回は館林市の里沼が日本遺産に認定されて5周年をも記念して、オーストリアクラリネット奏者・指揮者・教育者であるクルト・シュミット氏を客演に迎え、特別編成オーケストラや館林第九合唱団に加え、コール・オーラや伊勢崎第九を歌う会、公募にて参加頂いた方々との大合唱ととも幕を閉じました。

私は第一部の指揮者として、またベートーヴェン「第九」ソリストとして、若い後輩たちとともに素晴らしい時間を共にすることが出来ました。
アンコール「歌えバンバン」は会場の皆様にも加わっていただき、客席からの「オー・レー!」の声援が晴れやかに会場を満たしました。

「館林第九合唱団」の活動の本格的再開を喜ぶとともに、このコンサートの開催に、多くの方々がクラウドファンディングに協力していただきましたことにも深く感謝申し上げます。

2023年12月25日 
          

多田羅迪夫

http://tatebayashi-daiku.la.coocan.jp/
館林第九合唱団ホームページ

 

公募合唱団員を募集中 ご一緒に歌いませんか

館林「里沼」認定5周年記念

「平和への願い」&「ふるさとへの想い」

オーストリアウクライナ等でオーケストラの指揮をしている

クルト・シュミット指揮の特別編成管弦楽でご一緒に歌いませんか。

 

東京藝術大学の門下生をソリストに迎えての特別演奏会

 

本番までに次の2曲(片方のみも可能)を歌唱出来て、後述の①~③を満たす小学生以上の方を募集します

1.「ベートーヴェン交響曲第9番(第九) 第4楽章」

2.混声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」 (源田俊一郎編曲) 

 

公募合唱団員参加条件

①演奏する曲について、過去に出演した経験があるかまたは演奏会に向けて現在練習している

12月3日()15:0019:00 歌唱指導(多田羅指導)と指揮者レッスンに参加できる方

③演奏会前日18:30からの総練習と当日10:00からのリハーサル(ゲネプロ)に参加できる方

・参加費(当日の昼食代含む)6,000円、高校生以下2,000

楽譜はお持ちのものをご使用ください

館林第九合唱団使用楽譜はこちら

http://tatebayashi-daiku.la.coocan.jp/page011.html

 

公募合唱団員の方は第3部に出演していただくことになります

 

募集期間 2023年7月1日~10月31日

募集人数 200名(パート不問)

 

郵送またはメールで申し込んでください

 

問い合わせ

館林第九合唱団事務局長 篠村宏明

電話 080-5538-8619

メールアドレス kgd00362@nifty.ne.jp

 

「ふるさとの四季」 は児童パート(主旋律)の参加も可能です

 

演奏会の詳細

 

http://tatebayashi-daiku.la.coocan.jp/page010.html#label10

 

 

http://tatebayashi-daiku.la.coocan.jp/

こぼれ種からも増えるニチニチソウ

猛暑日が続いています。いかがお過ごしでしょうか。

プランターの日日草が今年も毎日可愛らしい花を咲かせてくれています。


ミニトマトも実をつけ、植物のエネルギーには驚嘆するものがあります。
お蔭様で私も元気に過ごしています。

東京二期会『椿姫』Generalprobeに行ってきました。いよいよ明日が幕開け。

Toi toi toi 

http://www.nikikai.net/lineup/traviata2023/index.html

2023年文月に📝

 

館林「里沼」認定5周年記念スペシャルウインターステージ

「平和への願い」 & 「ふるさとへの思い」

オーストリアウクライナ等でオーケストラの指揮をしているクルト・シュミット指揮の特別編成管弦楽で館林第九合唱団音楽総監督多田羅迪夫と東京藝術大学の門下生をソリストに迎え特別演奏会を開催致します。

 

公演情報

http://tatebayashi-daiku.la.coocan.jp/page010.html

 

2023年(令和5年)1210日(日)

14時00分開演(13時00分開場)

 

館林市文化会館 カルピスホール(大ホール 

 

主催 館林第九合唱団

音楽芸術 実り多き探求の旅路

2023327日から3週間の滞在を経て、台北から帰国致しました。

滞在中に「春の宵 桜が咲くと」と題した4月5日「清明節」の日に台湾の歌手の方達による日本歌曲ばかりを集めたコンサートがあり、私も少し指導させて頂きました。こちらは日本藝術歌曲研究会主催コンサートで、今年生誕100年となる中田喜直の曲や平和への祈りを込めた「さとうきび畑」も。

台湾の歌手達が全ての日本の歌曲を日本語で暗譜して歌ったのですから、その事に日本人の私としては嬉しく思うだけでなく、その事に感嘆してしまいました。同時に日本歌曲の素晴らしさを改めて認識することになりましたし、歌は国境を越えるという事実に感動しました。

 

415日には、國立䑓灣師範大学内の禮堂でモーツァルトオペラから幾つかの重唱シーンを選び、衣装を付け演技付きでピアノ伴奏による公演が行われました。2023年の今年はモーツァルト作曲のオペラから『コジ・ファン・トゥッテ』『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』そして『魔笛』からの抜粋でした。

例年に比して若い学年の声楽科学生達が素晴らしい進歩をみせた歌唱と演技を示してくれた公演となりました。指導と指揮を担当した私は非常に嬉しく、彼らに大拍手を送りたいと思います。

私の訪台までの間に音楽と歌唱指導をして下さった林孟君教授、照明装置等の雑事も担当して下さった林中光教授、衣装・メイクを担当してくださった許雅平さん他、ピアノでオーケストラの音を再現してくれたピアノ科の2人の学生の好サポートにも感謝。そして最後に舞台大道具・小道具を担当してくれた多勢の学生たちにも心からの感謝を捧げます。

 

2014年から続いているこのオペラ・プロジェクトは、沢山の若い歌手たちとの出会いや彼らの成長を間近で見る喜びがあります。そして同時に、舞台芸術と音楽芸術への飽くなき高みへの希求として終わりのない探究の旅路です。

まさに芸術は長し、しかし人生はあまりにも短い。

 

 

#多田羅迪夫

#舞台芸術

#音楽芸術

#國立䑓灣師範大学

#探求の旅路

#感謝を込めて

 

公演記録

https://drive.google.com/drive/mobile/folders/14cK5I2wdIGnKSIs-N4UaQ9rZEDI1rCQR

春爛漫の4月 近況と公演情報

お元気でお過ごしでしょうか。

年度が代わって新しい環境の方々も

多いのではないでしょうか。

 

私は327日より、415日の台湾師範大のモーツァルトオペラハイライトの指導と指揮のため台湾に滞在しております。

来週には帰国いたします。

 

中国語は今からではおぼつかないので英語での対話になりますが、若い音楽家の皆さんと演奏活動を通じて希望や楽しみの苗を植えてゆけたらと願っています。

教える合間を縫ってフィットネスセンターで筋トレをしたり。

 

art is long,life is short; ars longa,vita brevis

 

今日413日は、新年度の二期会代議員会にはオンラインで参加。便利な時代になりました。

 

来月は、「二期会バッハ・バロック研究会 20周年記念コンサート」

バッハをはじめとする宗教音楽のスペシャリスト佐々木正利さんの指揮で、バッハ&バロック時代の名曲の数々や「マタイ受難曲」からの聴きどころなど。ぜひ会場にお運び頂ければ幸いです。

私もアリアや重唱を歌います。

BACH, J.S.: Bass Cantatas, BWV 82

いざ眠れ、疲れし眼よ ほか

 

202353日(水)13:30開場14:00開演

東京文化会館小ホール 4,000円(全席自由)

問い合わせ先:bach20th@gmail.com

東京文化会館チケットサービス

https://www.t-bunka.jp/tickets/

後援:(公財)東京二期会

 

追伸

國立䑓灣師範大の禮堂でのオペラハイライトは無事、大成功で本番を終えました。
PCR陰性証明書も受け取り、4月17日羽田空港に帰り着きました。#Ars longa

 

#モーツァルト

#バッハ

 

2023年如月 近況と出演予定

令和5年如月。

皆様お元気でお過ごしでしょうか。

お蔭様で私も無事に暮らしております。

今月は、誕生日にあたり、多くの方々にお心にかけて頂き誠にありがとうございました。

 

ここ数年、健康維持のためにトレーニングジムで、ボクササイズをしていることをお伝えしたかと思いますが、最近は「男の古典フラ」のクラスにも参加し始めました。

ハワイ語Hula"フラ"は、ハワイアンダンス『踊り』の意味。

まだ少人数ながら、好奇心を持って新たなことを始めるのは愉しいものですね。

腹筋と背筋を意識して、ボクササイズとはまた違った体幹を鍛えるのにも効果がありそうです。

 

コロナ禍での公演休止期間を経て202353(水・祝)14:00 東京文化会館 小ホールで「二期会バッハ・バロック研究会」の20周年記念コンサートもようやく開催の運びとなります。

 

私はソロでバスの中のカンタータや重唱も歌います。こちらも頑張らねば‼︎

 

二期会バッハ・バロック研究会 20周年記念コンサート」

202353日(水)13:30開場

14:00開演 東京文化会館小ホール

4,000円(全席自由)

 

演奏曲目は、J.S.バッハ作曲の教会カンタータ140-6 をはじめ、世俗カンタータや受難曲、バロック期に活躍した作品も演奏します。

 

私のソロは、J.S.バッハ カンタータ 82  Ich habe genug(BWV82)

【私は満ち足りています】 より第3番のアリア いざ眠れ、疲れし眼よ Schlummert ein, ihr matten Augen,

 

安らかな死についての歌詞は、穏やかで満ち足りた境地とともに癒しを感じさせる名曲です。

お世話になっている皆様への日頃の感謝の気持ちを込めて演奏したいと思います。

 

Schlummert ein, ihr matten Augen,
 Fallet sanft und selig zu!
 
Welt, ich bleibe nicht mehr hier,
 Hab ich doch kein Teil an dir,
 Das der Seele könnte taugen.
 
Hier muß ich das Elend bauen,
 Aber dort, dort werd ich schauen
 Süßen Friede, stille Ruh.

 

故郷、香川県坂出高等学校同窓会関東支部「関東松濤会」総会・懇親会など中止になっていた主行事も今年はようやく開催できそうです。

 

また、先日は、セイコーハウス銀座ホールにて、漆芸家・若宮隆志さん率いる漆芸の職人集団「彦十蒔絵」による―変態する漆器―展に行ってきました。

漆工芸(しっこうげい) の蒔絵の歴史は1200年前にまで遡るそうですが、伝統ある漆や技術のを受け継ぐ気鋭のマイスター集団が、未来へ向けて何を発信してゆくのか、興味津々。

伝統的な意匠や文様のみならず、泉鏡花の小説「夜叉ヶ池」から着想を得た大作やデジタル技術を使った蒔絵の新しい魅せ方に感心するとともに、ひとつの藝術作品をプロ集団が協働して創り上げる方法は、総合藝術であるオペラにも通じるものがあるなぁと感じます。

 

日用使い品とは対局にあるような遊び心と気の遠くなるような制作時間を要する蒔絵作品たち。

 

プロデューサー若宮氏が想像力を解き放った意匠設計を木地、塗り、上塗り、加飾のそれぞれのプロフェッショナルが具現化する。

 

観察と発見と創出を究める和の巧(マイスター)たちの存在に想いを馳せ、その精神が溶け込み、相乗効果を生み出して、妙なる調和となって作品として再構築された様を目の当たりにし、暫し時を忘れました。

 

また、長らく音楽監督を務める「館林第九合唱団」の方は、館林市里山日本遺産指定記念5周年や国際交流、友好都市「名護市」との交流なども視野に入れ、12月に全力投入する方向で、ウインターコンサートに統合した企画を皆で練っています。

私も日々新たな気持ちで音楽の道と人生を究め、新たな発見や出会いを大切に、毎日を過ごしてゆきたいと思います。

 

それではまた!