多田羅迪夫紹介ブログ

多田羅迪夫紹介ブログ2022〜

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2022年春 台湾滞在中のお話

2022年春3月末から4月にかけて台北に滞在していました。 近年、国立台湾師範大学 National Taiwan Normal Universityでもオペラ歌唱とドイツ歌曲マスタークラスの指導を続けています。 長らく続けていたteacupブログが終了してしまい、記事が消えてしまった…

故中山悌一先生 栗山昌良先生

こちらは、私がドイツから帰国後、1990年の二期会での『フィガロの結婚』の稽古風景写真です。 ピアノの傍で微笑んでいるのが総監督の中山悌一先生。手前右で胸に手を当てているのが演出の栗山昌良先生(振付もなさいました)。 椅子に腰かけているのが左から…

半世紀以上も前のお話 日本の音楽界の足跡

1971年「こんにゃく座」創立当初に創立メンバーが費用を出し合って購入したバスに乗って。 屋根の一番上の左側の長髪が24歳の頃の多田羅迪夫 声楽家として紹介される時、ドイツオペラや宗教曲のエキスパートと紹介される事が多いのですが、渡欧前、大学院を…

「日日是好日」を願って

残暑見舞い申し上げます。 音楽の道を志して、はや半世紀以上となりました。 こちらは、私が藝大に入学して上京した頃の写真です。 Ars longa, vita brevis. 芸術は長く人生は短し 昨日も若き日々からの友人の訃報を聞き、かなりショックを受けています。 こ…

オペラ羅針盤2 ミレッラ・フレーニさんの思い出

plain] オペラの訳詞上演と、字幕スーパーによる原語上演 近年、劇場に字幕が普及し、知らない原語のオペラも気軽に楽しむことができるようになりましたが、私がドイツの歌劇場で歌っていた70年代は、オペラは多くの観客の母国語である、ドイツ語の訳詞上演…

私の声の種類について バスバリトン

音楽評論家の東条碩夫(とうじょう・ひろお)先生が、かつてこんな風に私を紹介してくださいました。 私の東京藝術大学退任記念演奏会のプログラムにも掲載させて頂いた文章です。ありがたいことです。 どんな状況下にあっても日々是好日、演奏への情熱と笑…

オペラ羅針盤1 公演回顧

写真=2004年7月25日 第85回:東京室内歌劇場 リヒャルト・シュトラウス《インテルメッツォ》公演 会場 新国立劇場中劇場 演出:鈴木敬介 指揮:若杉弘 管弦楽:東京交響楽団 ロベルト・シュトルヒ:多田羅迪夫 撮影:竹原伸治 私のプロフィール写真を含め、…

海は私の原風景

懐かしい舞台写真です。 こちらは小澤征爾さん指揮のヘネシーオペラで、ワーグナー『さまよえるオランダ人』に出演した際のもの。 懐かしいですね。 「自分が海の民か山の民かと聞かれたら、僕はきっと海の者。親しみ深いのは海ですね。香川県生まれで瀬戸内…

ブログ再開しました

猛暑に長引くコロナ、不穏な国際情勢など、予期せぬことも少なくない日々ですが、芸術は長く人生は短し。 今日という日は一日だけです。生かされている今を大切に、出来ることを見つけてゆきましょう。

ご挨拶

暑中お見舞い申し上げます。 aolブログ時代から17年に亘りご購読いただいたteacupブログは8月1日で終了いたしました。 懐かしい記事を読み返しながら、2022年8月からはこちらで日々の出来事や雑誌などを投稿してまいります。